南関東
イベント終了【東京都渋谷区】渋谷ジェンダー映画祭2024オープニング「ジェンダー・マリアージュ」
渋谷ジェンダー映画祭オープニング上映作品
『ジェンダー・マリアージュ ~全米を揺るがした同性婚裁判~』
(c) 2014 Day in Court, LLC
<STORY>
同性婚が合法とされていたアメリカ・カリフォルニア州で、2008 年 11 月、結婚を男女間に限定する州憲法修正案「提案 8 号」が通過。同性婚が再び禁止されることになった。この「提案 8 号」を人権侵害であるとして州を提訴したのが二組の同性カップル。クリス&サンディとポール&ジェフ。アメリカ合衆国最高裁判所で婚姻の平等が初めて争われるこの訴訟のもと、かつてブッシュ対ゴアの大統領選で敵同士だった 2 人の弁護士、テッド・オルソンとデヴィッド・ボイスも手を取り合う。愛とは、家族とは、人権とは……。彼らのかつてない闘いを 5 年以上に渡って撮影し続けた感動のドキュメンタリー。
監督・プロデューサー:ベン・コトナー、ライアン・ホワイト
編集:ケイト・アメンド A.C.E. 音楽:ブレイク・ニーリー
副編集:ヘレン・キーンス 原題:The Case Against 8
配給:ユナイテッドピープル 宣伝:村井卓実
112分/アメリカ/英語/2013年
■開催日
2024年1月19日(金)
■会 場
渋谷区伝承ホール
東京都渋谷区桜丘町23-21渋谷区文化総合センター大和田6階
■入 場
無料
※12月5日9時から先行して渋谷区民を対象にチケットの申し込みを開始します
※12月7日9時より一般の方のチケット申し込みを開始いたします。
■タイムテーブル
17:30 開場
18:00~18:25 渋谷ジェンダー平等推進アワード表彰式
18:25~18:30 オープニング
18:30~20:22 映画「ジェンダー・マリアージュ」 上映
20:22~20:30 休憩
20:30~21:00 トークセッション
■渋谷ジェンダー平等推進アワード表彰式
初日には映画上映前に渋谷ジェンダー平等推進アワードの表彰式を行います。渋谷区では個人・事業所などを始めとして、ジェンダー平等推進に関する素晴らしい取り組みが行われています。今回、渋谷ジェンダー映画祭の場にて、数ある応募の中から特にみなさまに知っていただきたいと感じた取り組みを紹介します。
渋谷ジェンダー平等推進アワード
■この映画を選んだ想い
2001年にオランダで初めて実現した「婚姻の平等」はこれまで30を超える国や地域で、ジェンダーやセクシュアリティに関わらず、誰もが望む人と結婚し、家族を築くことを可能にしてきました。日本では、渋谷区が全国に先駆けてスタートさせたパートナーシップ制度が広がりを見せ、現在では328の自治体(人口カバー率70.9% *2023年6月28日時点)で制定されています。この制度により、公営住宅への入居が可能になったり、これまで家族間に限定されていたサービスを使用できるようになったりしてきましたが、法的効果はないため結婚した夫婦に保障されている権利や優遇される制度を利用することができません。結婚は特定のジェンダーやセクシュアリティに限定された“特権”なのでしょうか?2024年、現代に求められる結婚という制度のあり方を考えていきます。
■トークセッションテーマ
「2024年 今の時代に求められている結婚のあり方とは?」
■トークセッション登壇者
みっつん(ふたりぱぱ)
愛知県生まれ。スウェーデン在住。 高校卒業後、会社員やアメリカ留学を経たのち、文学座附属 演劇研究所に入所。その後、東京で俳優活動を行う。ロンドンで5年間暮らしていた間も舞台に立ち、移民向け演劇ワークショップの演出助手などとして活躍。 プライベートでは、2011年にスウェーデンの法律の下、同性パートナーと結婚。同年、夫とともに東京からロンドンへ移住。2016年、サロガシー(代理母出産)により男児を授かったのを機に、スウェーデンに移住、 子育てに奮闘する様子をYouTubeやブログで発信しており、登録者数は20万人越え。
ふたりぱぱyoutubeチャンネル
長村さと子&茂田まみこ(一般社団法人こどまっぷ代表理事&メンバー)
「子どもが欲しい」「子どもを育てている」LGBTQの方々や、それを応援するアライアンスな仲間たちを繋げる一般社団法人こどまっぷを運営する。「LGBTQが子どもを持つ未来を当たり前に選択できる」社会を目指して活動中。 プライベートでは足立区のパートナーシップ第一号であり、ファミリーシップ提案者でもある。長年の妊活の末、2021年12月に生まれた子どもの育児中。
松澤 香(渋谷区副区長)
埼玉県生まれ。2002年以降、企業法務弁護士として上場企業からスタートアップまで幅広い企業に助言。国会において東京電力福島原子力発電所事故の調査を行った経験を通じて、組織におけるダイバーシティの重要性・異論が出る組織の在り方に強い関心を持つ。女性役員の育成・紹介を通じた企業におけるダイバーシティ推進にも従事。平成29年から渋谷区教育委員会の教育施策アドバイザーを務め、令和元年から令和5年9月まで渋谷区教育委員会委員を務める。令和5年10月より現職。元気な男の子2人の子育てに日々奮闘中。
アーヤ藍(ファシリテーター)
慶應義塾大学卒。在学中に訪れたシリアが帰国直後に内戦状態になったことをきっかけに、社会問題をテーマにした映画の配給宣伝を行うユナイテッドピープル株式会社に入社。同社取締役副社長も務める。2018年より独立し、映画イベントの企画運営や記事執筆等に携わる。2020年より大丸有SDGs映画祭のアンバサダーも務める。
「渋谷ジェンダー映画祭」とは
近年、ミニシアターの閉館が相次ぐ中、上質なドキュメンタリー映画や大型の映画館では上映されないような社会性の高い映画などを観る機会が少なくなってきています。しかしそうした映画はジェンダー問題や人権問題、社会課題を知るきっかけ、考えを深める助けとなります。
渋谷区は2022年度、新たに第2次男女平等・多様性社会推進行動計画を策定し、性のありようによって誰も社会的に排除されない、ジェンダー平等な地域社会の実現をさらに推し進めています。それは一体どんな社会なのか、その実現に向かうまでにどんな課題があり、どんな問題を解決しなければいけないのか、映画を楽しみながら、区民の方々と問いを立て、共に考えていけたらと思い企画しました。
「対話のある映画祭」とは
『対話を通じて”知らない“を自分事に変えていく』
ジェンダーに起因する様々な問題は、日本ではまだまだ語られる機会が少なく、自身が当事者になって初めて問題に気が付くということも少なくありません。”知らない”から一歩踏み出し、誰かの問題を知り、関心を持っていくプロセスの中で、他人事の問題を自分事に落とし込んでいくことができます。渋谷ジェンダー映画祭では、映画を観終わった後、対話の場を設け、参加者同士が対話をし考えを深めることでその後のアクションに繋げていく導線を仕掛けていきます。 また対話が深まるよう、最新のテクノロジーやインタラクションツールなどを用い、その場に集う人と人とのつながりを楽しんでもらう仕組みを作っていきます。
2024年のテーマ:「私であるために」
ダイバーシティ&インクルージョンという言葉が広く使われるようになりましたが、自分らしく生きることに難しさを感じている人は少なくありません。その障壁となっているものはなんなのでしょうか?
“私らしく生きていくこと”は私らしく生きていくための決断、選択をできることでもあります。しかし残念ながら、社会や制度の枠組みの中で、自分の望む決断や選択をすることができない人もいます。また経済的な理由や、社会の慣習、ジェンダー規範により望む人生を生きられない人もまだまだいます。第2回となる今年度の渋谷ジェンダー映画祭では、「私であるために」闘う人たちの姿を映画を通じて見ていきながら、誰もがその人らしく生活し、自分が望む選択ができる社会とはどんなものなのかを考えていきます
■個人情報の取り扱いについて
1.個人情報は、当イベントの事業活動に必要な範囲に限定して、適切に取得、利用、提供いたします。当イベントでは、あらかじめご本人の同意を得ることなく利用目的の達成に必要な範囲を超えた個人情報の取り扱いを行わないことを原則とし、そのための措置を講じます。
2.個人情報保護に関する法令、国が定める指針およびその他の規範を順守します。
3.保有する個人情報の漏えい、滅失またはき損を防止するため合理的な対策を講じるとともに、必要な是正措置を講じます。
4.個人情報の取り扱いおよび個人情報保護に関する取り組みに関する苦情および相談窓口を設置し、対応いたします。
5.個人情報保護法に則った取り組みは、継続的に見直し、改善していきます。
6.お問い合わせ窓口
本イベントに関するお問い合わせは,下記の窓口までお願いいたします。
渋谷男女平等・ダイバーシティーセンター〈アイリス〉
東京都渋谷区桜丘町23−21 渋谷区文化総合センター大和田8F
☎03-3464-3395
主催:渋谷区
イベント情報
参加希望者お問合せ先 | お問い合わせ(電話) |
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イベント名 | 渋谷ジェンダー映画祭2024オープニング「ジェンダー・マリアージュ」 |
開催場所 | 渋谷区伝承ホール 東京都渋谷区桜丘町23-21渋谷区文化総合センター大和田6階 |
日程 | 2024年1月19日(金) |
時間 | 18:00~21:00(17:30開場) |
参加費 | 無料 |
サイトURL・SNS | 詳細・お申し込み |