生き方
仏教の国からこんにちは|06
仏教にございます五戒をベースに「素敵な人になる秘訣」について書かせていただいているトランスジェンダー講談師・大学院生な痴山臣蔵でございます。
今年も残りわずかとなりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
わたしは無事に会社員として働くための試験をこの忙しい師走に受験し、見事合格いたしました。これで冠婚葬祭のアドバイザーとして会社員をすることが可能でございます(笑)。
セクシャルマイノリティにもやがてやってくる「終活」や「死」というものですが、わたしからのアドアイスとしては
(1)通信教育で免許取っただけのアドバイザーの98〜99%は相談するべからず
(2)葬儀屋の説明会は利用すべし
(3)葬儀屋の見積もりはいくつかするべし
(4)アフターケアのいい加減な所(例:司法書士事務所の電話番号だけ教える)は利用するな
などなどです。わたしが所属している会社が一番いいとは言いませんが、上記4項目はあり得ないです(笑)。ただ、世の中には多すぎるだけです。ちなみに我が社では、こういったことは無料相談。適切な(それらを専門とした)弁護士・司法書士はもちろん、免許や許可証を持っている清掃関連業者などを紹介し、違法行為も一切なく、後から大問題勃発などございません。
無論、おひとりさまのご葬儀の場合、私たちスタッフが見送りさせていただき、きちんとご指定のお墓やお寺、(ご契約が必要ですが)私たちの樹木葬や土にお骨を50年かけてもどす合同墓地などへお連れいたします。セクシャルマイノリティであっても、最後まで私たちは50年間の法要もいたしますので、ご安心あれ〜…ということです。
だから是非、より多くの終活アドバイザーや葬儀社と比べていただきたい。私たちは故人さまやそのご遺族の立場に立って、すべてを行うので…きっと大阪で一番、研修が厳しく、皆様のために存在しております。(大阪府内であれば、私でよければいつでも「終活」「ご葬儀」んどのご相談は承りますよ♪)
ということで、今回も「素敵な人になる秘訣としての五戒(ごかい)」最後にあります「不飲酒戒」でございます。
五戒(不飲酒戒)と素敵な人になる秘訣
前回と同じく、私たち仏教徒にある「五戒(ごかい)」。
「最低限、守ってね」というもので、最後が「不飲酒戒(ふいんしゅかい)」と呼ばれるものです。読んで字の如く…「酒を飲むな」ということです。
これは釈尊が生きていた時代からあるもので、「自我を見失う」…つまり酒乱すぎるやん!ということですね。
この数百年のあいだにこれは僧侶だけの決まりになっている宗派もあれば、信者も含めて…という宗派もあったり色々としますが、簡単に申し上げると
「酒は飲むものであって、飲まれるものではない」
ということです。
たしかにお酒を飲むと気分が高揚して楽しくなったり、ストレス発散になったりしますが。
飲みすぎると、肝臓など臓器や血管へ負担がかかり、場合によっては健康を害します。
時には記憶を無くしてしまって、とんでもないことになってしまったります。
こういったことがないように、しましょうね。
というのがこの最後の「不飲酒戒(ふいんしゅかい)」と呼ばれるものではないかと考えます。
私はありがたいことに、こういったことで取り返しのつかないことになったことはありませんが、人によっては思い当たることが過去にあるかもしれません。
世界の紳士淑女の皆さまは本当に「たすなむ程度」。
これは「挨拶程度に口をつける」という行為ですので、本当に見習って欲しいものです。
わたしの知人で尼僧の方が昼から浴びるようにお酒を飲む人がいましたが、立場上もよろしくなければ、酔ったら急に(私の腹に)グーパンチしてきたり。本当にみっともないですよね。
そんな人が「素敵な人」であることは、古今東西ございませんので…皆さま、お酒には気をつけてください。そしてお付き合いする人の「お酒の楽しみ方」も要注意で、どんな飲み方をするのかよく見ておくことが大切かと思います。
さてさて、「仏教の国からこんにちは」はいかがでしたでしょうか。
これで終わるということはありませんが、次回からややペースダウンして、コラムを書かせていただけたら幸いです。もちろん、私たちトランスジェンダー二人でやっている「トランスジェンダーの徘徊」というYouTubeチャンネルでもお会いすることは可能ですので、是非、チャンネル登録いただければ、嬉しいです。(Podcastでも配信中です!)ありがとうございました。
トランスジェンダーの徘徊 https://youtube.com/@torahaikai
著者:痴山臣蔵(講談師・高野山大学大学院生・密教研究家)